DM工法は、小口径鋼管先端部に鋼管径の3.0倍及び3.5倍程度の大きさの鋳物(ダクタイル鋳鉄)製の螺旋翼(先端翼) を取り付け、鋼管地盤補強材として使用する、?日本建築総合試験所の性能証明を受けた工法です。 鋼管頭部に回転トルクを与えることによって、先端翼が地盤から推進力を受け、地上部には無排土の状態で回転貫入します。
鋼管地盤補強材の構造として、先端部は先端翼によって閉塞しており、鋼管と先端翼とをボルトで結合するので、鋼管との溶接強度が支持力を制限しません。また鋳物の特徴を利用して先端翼の根元と端部で厚さを変えており、地盤支持力を効率よく受ける構造となっています。 先端翼は鋳物製で、鋼製より製造コストを抑えており、また取り外して運搬できるため、従来工法より輸送コストも削減できます。 素材から施工まで、あらゆる場面でコストを見直し、高性能低コストを実現しました。
このDM工法は低騒音・低振動での施工が可能であり、セメント系地盤補強工法のようにセメントミルクを使用しないので排土処理は不要。 DM工法はまさに時代のニーズから生まれた環境に優しい優れた工法です。
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